たばた歯科クリニック
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奥歯を失うと、ブリッジや入れ歯などになってしまいます。
ブリッジにした場合、隣の歯を削る必要がありますし、ブリッジや入れ歯の場合、それらを支える役割を担わさせられる“支台歯”となる歯や、“鉤歯”となる歯に、負担がかかってしまいます。
歯周病が悪化したり、ブリッジや入れ歯を支えている歯へ、過度な負担がかかったりといった
原因で、さらに歯を失っていきます。
多数歯の欠損によって、「すれちがい咬合 ※1」や「コンビネーションシンドローム ※2」さらには「無歯顎 ※3」といった状態に陥ります。
※1. すれ違い咬合とは、上顎下顎ともに、歯は何本か残っているものの、自分の歯で噛み合わせる部分がなくなってしまった状態のこと。
※2. コンビネーションシンドロームとは、上顎無歯顎において、上顎骨前歯部の骨吸収が起きるなどの症状。
※3. 歯が一本もない顎のこと。
ここまで進んで来ると、「咀嚼機能低下」となります。
総入れ歯などになると、柔らかいものしか食べられなくなり、また歯周病も手伝って、肥満になっていくことがあります。 また、「良く噛めないこと」により、認知症などのリスクも高まります。
肥満や重度の歯周病が元で、糖尿病や高血圧と進んでしまうこともあります。
その状態が続くことで、脂肪肝や動脈硬化、肝硬変、腎臓病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中といった非常に重い病へと進んでいきやすくなります。
その後は肝不全、腎不全、心不全、呼吸不全と言った具合に、死の病へと一直線に進んでしまうことすらあります。
このように、しっかりと噛めるということは、健康の維持に非常に重要な関わりを持っています。ですから、歯を失わないようにすることが最も大切なのです。